主に冬場に多くの人を悩ませるインフルエンザですが、それが引き起こすより恐ろしい症状というものがある事をご存知でしょうか。
それがインフルエンザ脳症と呼ばれる症状です。
これは合併症の1つで、例えば細菌性の肺炎などを引き起こす事によって小さな子どもや高齢者、他の病気によって免疫力が弱まっている人を中心に感染し、重篤化する恐れが高いとして危惧されています。
インフルエンザの症状に対応しようとして体内の様々な免疫機能が働きすぎた結果により起こる症状になります。
具体的にどのような症状になるかというと、高熱やせき等といった症状の他にこの脳症特有の症状を引き起こします。
その代表的なものが身体の痙攣や意識障害等といった深刻な症状です。
こうした症状が見られると直ちに脳症であるとは断定出来ませんが、症状が完治した後も後遺症が残りがちなため、一刻も早く救急病院等に行く必要があります。
特にA型と病院で診断された人は要注意といえます。